本カテゴリーでは、注文住宅を依頼する施工業者・施工会社の選び方にスポットを当て、その考え方や考慮すべきポイントなどを取りまとめてご紹介していきたいと思います。
改めて申し上げるまでもなく、住宅というものは多くの方にとって、人生で最も大きな買い物と言ってよいでしょう。また、購入したら終わりではなく、その先、何十年と、ご自身とご家族が住まうものです。そんな「夢のマイホーム」を建てるにあたり、いざ施工業者・施工会社をどのように選べばよいか、というのは頭を悩ませるところです。それこそ巷には、注文住宅を請け負う業者は無数にあります。もちろん、行き当たりばったりで適当に選ぶことはNG。
重要なのは、各々の注文住宅がどのような特色や強みを持っているかを、しっかりリサーチすること。そして、ご自身とご家族が、注文住宅にどのような希望やこだわりを実現させたいのかを話し合っておくこと。その上で、その希望に即した会社を選ぶことです。ここでは注文住宅会社選びのポイントとなる項目を取り上げてみました。
実は住宅にも、自動車や電化製品などと同じく、性能というものがあります。例えば「気密性・断熱性の高さ」は、エアコンへの依存度を下げ光熱費を軽減する、高齢者のヒートショックのリスクを軽減するといったメリットがあります。
無垢材や自然素材を多く用いて、化学物質を極力使わない家であれば「空気のきれいさ」が大きく向上。上記でも取り上げている「耐震性」は、1~3までの耐震等級によって、そのレベルが判断できます。
注文住宅会社の中には、地域に根差した工務店から、全国で事業を展開する大手ハウスメーカーまで、様々な規模の会社が存在します。大手ハウスメーカーは保証やアフターフォローが充実していますが、金額が高くなりがちな傾向もあります。以下ではもっと詳しく大手ハウスメーカーのメリットデメリットについて紹介しています。
憧れのマイホームを注文住宅で手にしたいという方の多くは、デザインにこだわりをお持ちのことでしょう。一方で、「十人十色」という言葉にもある通り、住宅のデザインに万人向けの正解といったものはありません。それゆえ、ご自身とご家族がどのような方向性を望むのかを十分に検討しておき、それに近いスタイルやデザインを守備範囲としている施工会社に依頼するという方法が好ましいでしょう。
かつて社会問題化した「シックハウス症候群」への反省から、多くの注文住宅が自然素材を用いた家づくりに力を入れるようになっています。
自然素材には大きなメリットがある反面、デメリットもあることを理解しておくことが必要です。ここでは以下の自然素材について、詳しく取り上げています。
RECOMMENDED
注文住宅を建てた人が会社を選ぶ決め手としてよく挙げられる「性能」「デザイン」「ブランド」に強みがある会社をそれぞれ選定しました。重視したいこだわりに合わせてチェックしてみてください。
※選定理由
【小林住宅】
Google 「高性能住宅 大阪」の検索結果を 50 位まで調査。出てきた注文住宅会社の中で、大
阪府に本社を置き、断熱性能を表すUA 値と、気密性能を表す C 値が最も優れていた( UA 値
: 0.23 、 C 値: 0.15 )ため選出
【KaDeL】
Google 「デザイン住宅 大阪」の検索結果を 50 位まで調査。出てきた注文住宅会社の中で、
デザインに関する国内の賞を、最も幅広く受賞していたため選出( 2007 年:「あたたかな住
空間デザイン」コンペティション 住宅デザイン部門・新築の部特別賞受賞 2009 年: 21 世紀
の環境グランドデザインコンテスト 総合部門入選 ゴールドメンバー賞受賞 2011 年:住まい
の環境デザイン・アワード 2011 特別賞受賞 2018 年: WOODONE2018 空間デザイン 施行例コ
ンテスト 最優秀賞受賞 2022 年: Best ofHouzz2022 デザイン賞受賞)
【積水ハウス】
:住宅産業新聞が発表した 2022 年発表の大手ハウスメーカーランキング 11 社の中で、唯一
永年保証を実施(条件あり)しており、且つ2022 年発表の戸建て販売戸数が最も多く(
10,610 件)、大阪府内にある展示場・ショールームの数が最多( 14 )だったため選出
参照:(https://www.housenews.jp/house/21379